住宅手当あり、あなたも対象?月給と手当の「もらえる条件」

住宅手当の対象になる、青空の下の2階建てアパート

こんな方へ住宅手当や家族手当も含めて、実際の収入を比べたい方へ

「住宅手当あり」を見つけると、家賃の負担が少し軽くなるかも、と期待しますよね。ただ、制度があることと、自分がもらえることは別です。月給に含まれる手当と、条件を満たした人に加わる手当を分けて見ていきましょう。

この記事のポイント

  • 住宅手当・家族手当などは、法律ではなく会社が独自に決める手当
  • 月給に手当が含まれているかで、基本給の額が変わる
  • 住宅手当や家族手当は、残業代の計算のもとに入らないことがある
この記事の目次
  1. 給与の「手当」とは
  2. よく見る手当。名前より支給条件をチェック
  3. 月給25万円の中身は?「含む」と「別途支給」の違い
  4. 残業代の計算に入らない手当もある
  5. 面接や内定のときに確認したいこと
  6. 採用担当の方へ:求人で伝えておきたいこと

給与の「手当」とは

手当は、基本給とは別に、働き方や生活の事情に合わせて支払われるお金です。手当には、法律で支払いが決まっているものと、会社が独自に決めているものがあります。

  • 法律で決まっているもの:時間外労働・休日労働・深夜労働の割増賃金(いわゆる残業代など)
  • 会社が独自に決めるもの:住宅手当、家族手当、通勤手当、資格手当、役職手当、皆勤手当など

住宅手当や家族手当は、なくても法律違反にはなりません。手当があるかどうか、いくら出るかは会社ごとに違います。

よく見る手当。名前より支給条件をチェック

手当内容
住宅手当家賃や住宅ローンの負担を助ける手当。「賃貸の人だけ」「世帯主だけ」など条件があることが多い
家族手当配偶者や子どもなど、養っている家族の人数に応じて支払われる
通勤手当(交通費)通勤にかかる費用。「全額支給」と「上限あり」がある。一定の額までは所得税がかからない
資格手当仕事に関係する資格を持っている人に支払われる
役職手当主任・課長などの役職についた人に支払われる

月給25万円の中身は?「含む」と「別途支給」の違い

求人票の「月給25万円」には、手当が含まれていることがあります。たとえば「月給25万円(基本給21万円+住宅手当2万円+資格手当2万円)」なら、基本給は21万円です。

賞与や退職金を「基本給の〇か月分」で計算する会社では、基本給が低いと、同じ計算条件なら、月給が同じでも賞与や退職金に差が出ることがあります。また、条件に合わない人(実家から通う人など)は、住宅手当の分だけ月給が下がることもあります。

書類を見ながら電卓で費用を計算するスーツ姿の男性
手当は金額だけでなく、支給条件と月給の内訳も確かめましょう(イメージ写真)。

残業代の計算に入らない手当もある

残業代(割増賃金)は、基本給と手当をもとに計算するのが原則です。ただし、労働基準法では、次のような手当は、計算のもとから外してよいことになっています。

  • 家族手当・通勤手当・別居手当・子女教育手当・住宅手当
  • 臨時に支払われる賃金、1か月を超える期間ごとに支払われる賃金(賞与など)

ただし、名前だけでなく中身で判断されます。たとえば、家賃などの住宅にかかる費用に関係なく、全員に同じ額を払う「住宅手当」は、計算のもとから外せないとされています(家族手当も、家族の人数に関係なく一律の場合は同じです)。

面接や内定のときに確認したいこと

  1. 月給のうち、基本給はいくらか
  2. 手当をもらうための条件(賃貸かどうか、世帯主かどうか、家族の人数など)
  3. 手当の額が、条件が変わったときにどうなるか

採用担当の方へ:求人で伝えておきたいこと

月給に含める手当と、対象者に別途支給する手当を分けて書きましょう。「住宅手当あり」のあとに対象条件・金額・上限があると、応募者は自分に当てはめて読めます。全員が受け取れる金額のように見せないことが、入社後の食い違いを減らす第一歩です。

会社に聞くときは、こんな言い方でも

「この月給に含まれる手当と、別に加算される手当を教えてください。私の住まい方でも住宅手当の対象になりますか?」

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出典・確認した公的情報

編集:シャイニー / 制度の確認:

※この記事は一般的な情報をまとめたものです。手当の条件や額は会社ごとに異なります。くわしくは応募先の会社や労働基準監督署にご確認ください。

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