賞与4か月分はいくら?月給と基本給で変わるボーナスの見方

「賞与」と書かれた封筒と眼鏡が置かれた机

こんな方へボーナス込みの年収で求人を比べたい方、初年度の収入を知りたい方へ

「月給25万円、賞与4か月分」なら、ボーナスは100万円? そう思って計算したくなりますが、もとにする金額が月給とは限りません。入社後の収入を見積もるために、「何か月分」の前に確かめたいことがあります。

この記事のポイント

  • 賞与の支給条件は、会社の規程や契約で確認する
  • 「4か月分」の計算のもとは月給とは限らない
  • 前年度実績は将来の額の保証ではなく、初年度の扱いにも違いがある
この記事の目次
  1. 「賞与あり」だけでは金額はわからない
  2. 求人票によく出る書き方
  3. 月給25万円でも、4か月分が100万円とは限らない
  4. 初年度はいくら?算定期間と在籍条件を確認
  5. 面接や内定のときに確認したいこと
  6. 採用担当の方へ:求人で伝えておきたいこと

「賞与あり」だけでは金額はわからない

賞与は、毎月の給与とは別に、夏と冬など決まった時期に支払われるお金です。労働基準法には「賞与を必ず払わなければならない」という決まりはなく、払うかどうか、いくら払うかは、会社の就業規則や賃金規程、労働契約で決まります。

そのため、同じ「賞与あり」の求人でも、支給額の計算式が決まっている会社もあれば、業績に応じて変わる会社もあります。支給条件が規程や契約で決まっている場合は、その内容を確かめましょう。

求人票によく出る書き方

書き方意味
賞与 年2回夏と冬など、1年に2回支払われる制度がある
前年度実績 4か月分前の年は、合計で基本給のおよそ4か月分が支払われた。今年も同じとは限らない
業績による会社や本人の成績で、額が変わる(出ない年もある)
決算賞与決算時の業績などに応じて支払われる賞与。通常の賞与と別かどうかも会社による
寸志一般に少額の支給を指す言葉。金額や支給の条件は、この呼び方だけではわからない

月給25万円でも、4か月分が100万円とは限らない

「賞与4か月分」と書かれていても、月給の4か月分とは限りません。会社の規程で、手当を除いた基本給などを計算のもとにしている場合があります。必ず基本給で計算する、という意味ではありません。

たとえば「月給25万円(基本給20万円+手当5万円)、賞与 年4か月分」なら、基本給20万円×4か月で、年間の賞与はおよそ80万円です。月給25万円×4か月の100万円ではない点に注意しましょう。

また、賞与からも健康保険・厚生年金保険・雇用保険の保険料と所得税が差し引かれるので、実際に受け取る額(手取り)は、額面より少なくなります。

初年度はいくら?算定期間と在籍条件を確認

賞与は、会社が定めた「算定期間」の勤務や評価をもとに計算します。その長さは会社によって異なります。入社したばかりで算定期間に働いた月が少ないと、最初の賞与は少額だったり、出なかったりすることがあります。

また、「支給日に在籍している人だけに払う」と決めている会社もあります。賞与の時期の前後に退職を考えるときは、就業規則を確認しておきましょう。

面接や内定のときに確認したいこと

  1. 賞与は年に何回、いつごろ支払われるか
  2. 「〇か月分」は基本給をもとにした計算か
  3. 前年度実績は年合計か、1回分か。業績で変わる条件は何か
  4. 入社1年目の賞与はどう計算されるか

年収を比べるときは、「月給×12か月+賞与」で考えると、賞与の多い会社と少ない会社の違いが分かりやすくなります。

採用担当の方へ:求人で伝えておきたいこと

賞与の回数に加え、前年度の実績かどうか、年合計か1回分か、計算のもとになる額を明記しましょう。初年度の扱いが違うなら、その点も添えると、応募者が収入を見積もりやすくなります。過去の実績を、将来の支給の約束と誤解させないことも大切です。

会社に聞くときは、こんな言い方でも

「4か月分は基本給をもとにした年間の実績ですか。今回入社した場合、最初の賞与はどのように計算されますか?」

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出典・確認した公的情報

編集:シャイニー / 制度の確認:

※この記事は一般的な情報をまとめたものです。賞与の決め方は会社ごとに異なるため、くわしくは応募先の会社にご確認ください。

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